年末年始風邪で寝込んでしまったので、計画していた7日間の乗り鉄・乗り船の旅はキャンセルしてしまいました。体調は回復しましたが休みも残り2日。乗り鉄始めとしていつものように東京駅とは違った魅力を持った時計台を見上げて出発です。
とりあえず武蔵浦和まできました。
すっかりお馴染みになった埼京線E233系電車で北上します。
大宮まで新幹線と並走します。
大宮からは高崎線に乗り換え籠原に到着しました。夕陽に染まったE233系電車がきれいです。
上越線方面で走行しているSLの個体番号が記されています。
籠原から1駅先の深谷に到着。ここで下車して見ましょう。
お出迎えのだるま。高崎の文化圏に近づいているようです。
赤レンガの深谷駅。中野島東京駅と同じく荘厳な時計台もあります。かつて東京駅のレンガは深谷の工場で生産されたそうです。
深谷からはどうしようと思っていましたが、だるまの誘うまま高崎まで来てしまいした。
吾妻線大前行き115系電車です。
上州はまだまだ攻略ポイントがいっぱいです。
八高線は寄居以北はコンプリートしていないので東京近郊区間を利用した大回り乗車で南下して帰路に着こうとしましたが、倉賀野までが高崎線と重複しているため1駅戻ることになり大回り乗車は出来ません。そのため大回り乗車をするには両毛線で帰るしかありません。
両毛線桐生行き211系電車が入線です。Night is still young. Let's take a ride!
桐生に到着。両毛線コンプリート&211系電車発乗車です。お疲れ様でした。
桐生からは115系電車。いつものように開けたドアは手で閉めます。
いつものスタイルでボックス席をキープです。今回の旅のお供は沢木耕太郎の深夜特急。12~3年前に表紙のカッサンドルのNORD EXPRESSのイラストで衝動買い。すっかり読むのを忘れていました。このイラストが書かれた1927年は東京からパリまでの切符が買えた時代と思います。
長期戦に備え高崎駅でSL弁当を購入しておきました。籠原駅に記されていたD51 498です。
すっかり旅気分です。
黒いごはんが見えてきました。石炭に見立てたようです。
終点の小山に到着。お疲れ様でした。
巨大鏡餅がお出迎えです。ここから水戸線・常磐線という大回りもできますが家までは帰れ無くなるので、東北本線で大宮に向かいます。
ガラガラのE233系電車。いつものスタイルで深夜特急を読みふけります。出発前に目に止まり何気に持ってきた本ですが、行き先ややることを決めない今回の旅に通じるものがあります。
大宮に到着。このまま普通に帰るのも面白くありません。すかっかり沢木耕太郎モードです。
ふと時刻表示を見ると、高崎線ホームには寝台特急あけぼのが到着するそうです。来年の3月で引退です。ここで会ったのも何かの縁です。今日はこの”深夜特急”を見て帰りましょう。
EF64牽引のあけぼの24系25形客車が入線です。上越線・信越本線・羽越本線・奥羽本線を経て青森駅に向かう上野発の夜行列車です。
寝台列車は22年まえ岡山から横浜までEF66牽引の”あさかぜ”に乗ったきりです。寝たまま移動できる手段がまた減ります。
大宮だけでは飽き足らず、起点を目指べく京浜東北線E233系電車で上野まで来てしまいました。
13番線ホーム。北斗星・カシオペア・あけぼの、東京発のNORD EXPRESSはすべてここから出発ですが、東北本線の起点は東京駅です。
さらに起点を目指べく東京駅に到着。赤レンガの故郷の深谷から遥々きました。やはり今日の締めはこの駅です。
沢木耕太郎の続きを読みながら、横須賀線久里浜行き最終E217系電車で家路に向かいます。行き先ややることを決めないで出てきましたが収穫の多い一日でした。今年の旅も幸先がよさそうです。
高崎線・両毛線・東北本線周遊の旅終わり。
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